ルビンの壺が割れたー宿野かほるー
普段本を読まないような人までInstagramに「最後のどんでん返し、裏切られた感…」と投稿してた上に書店でも大きく取り扱ってたから気になって久しぶりに小説に手を出しました。
読み終わったら誰かに話したくなる
という感想も書いてあったので
友人と同時に読書スタート!!
読み終わったら感想言い合おうー!って
ストーリーの形式は
水谷君が美帆子さんへ向けてメッセンジャーで何通かメッセージを送り、それに対して美帆子さんが返信をする
そうやって大学時代を懐かしみ回想しながら話が進んでいきます。
初めはどのレビューにも多いのですが、気味が悪い、絶妙な怖さがあるらしいのですが、
絶妙な怖さはあまり私は感じなくて、こいつ(水谷君)ストーカーなん?とか2人の間になんかあったっぽいな…でもそれがわからんけんしっくりこない…と言う感覚。
読み進めて行くと優子(水谷の血の繋がってない妹)が出てきたあたりから「キモッ」という感情が(笑)
まあ結局この本の感想を簡潔に話すと「キモい」なんですが、キモさを感じるのは優子以外にもまだまだあります。
嫌悪感?というキモさかな。
感情移入が出来ません。
友人とも話してたのは
伏線引いてなさすぎwwって感想
後半数ページで真実がダダーッと打ち明けられます。大事なこと衝撃的なことが1行でサラッと書いてあったりするから、ええ??おえ???としっかり反応できずシュパッと通り過ぎてく感じ。
今回はkindleの読み上げ機能を使ったので私が止めない限りどんどん話が進んでく状態でした(笑)
伏線の回収が無かったのは残念だったかなー
(伊坂幸太郎さんの作品は伏線の回収が上手い)
総合的に人にオススメするかと言われたら
オススメしない本です
別に読まなくてもいいかな
ただタイトルのルビンの壺は
壺に見えるようで人が向き合ってる
という見方によって見えるものが変わってくるそうなのでこの作品も全ての真相を知った上で2度目読むと違う側面が見えるのかも…