戦略読書ー三谷宏治
とある本好き三十路おじさんからのススメで読み始めた
『戦略読書』
本好き三十路おじさん曰く、私ぐらいの世代(20歳前後)でこの本を読むべきだという。
俺はもうこの本と出会った頃には遅すぎた(三十路)と嘆いておりました(笑)
手に取った感覚はとにかくハリポタのように分厚い!448ページ!
読めるんかな…と一旦尻込みしたけど結構本の紹介ページが充実しているのでそれほどではないらしい。
そうは言ってもやっとのやっと!昨日読み終わりましたヽ(´o`;
著者三谷さんは小学校入学後すぐ40日間の入院生活が始まり、その際先生からお見舞いとして持ってきてもらう本を読み漁り知らず知らずのうちに本好きになっていたという。特にSFやファンタジーが大好物。
大学卒業後は大手コンサル会社に就職し、ビジネス書ばかり読み耽るが、ある日同僚と意見が被り驚く。しかもそのかぶった意見内容がまったくもって覚えてないレベルで面白くないのだ。この時三谷さんは気付く。みんなと同じものを読んでいたらコモディティ化してしまったのだ。
食べたものが人間を作るように、読んだものがその人の精神を作る。
今回この『戦略読書』では年間100冊読破を目標にいつ、なにを、どのように読めば良いのか自分の置かれている状況別に詳しく説明している。さらにその時期別にオススメの面白い本も紹介しているので何を読めば良いのかわからない人には手っ取り早くて超ありがたい。
本を読んでいて、これ実際やるには難しい…けどこれ他の本でも同じこと言ってた…!
と重なっていた内容は「抽象化すること」
本の内容は違えど「抽象化」のことをこの本でも論じているということはコレは大事なことやな〜!と気づく!
その本の名前は「脳のリミッターを外せ!」というのですが、表紙がダサい(涙)
私ならジャケ買いはまずない(笑)しかし、内容は小説仕立てでめちゃ良いめちゃ読みやすい!!
ここで言う抽象化を具体的に説明すると
ライオンはネコ科、トラもネコ科
さらに言えばネコ科は哺乳類…
というように対象のカテゴリー枠をどんどん広めて行く思考ゲーム🎮
簡単そうに見えて結構難しいんですよこれ(笑)
この抽象化の力が付くと、一見ライオンとクジラは別の生き物のように見えるが同じ哺乳類である、とつながりを見つける事が出来る。抽象化のおかげで広く物事を捉える事が出来るそうな。
ただ文字を文字として脳に読み込んでももったいない!
認識して整理して考えて抽象化!
私は今回「抽象化」をピックアップしましたが、読む人によってグッとくるところ違ってくると思います。まだまだ沢山この本には本を読むときの小技が収録されています!
ぜひ今年は本を読むゾー!と意気込んでる方、まずは戦略読書を読んで本の”読め方”を習得してはいかがでしょうか☺︎
私も今年は100冊目標で行こう!!